矯正歯科よくある質問
目立たない矯正装置はありますか?
歯の表面に付ける装置を、銀色の金具でなく乳白色あるいは透明のプラスチック製のものにする方法があります。また歯の裏側に金具をつけて治療する方法もあります。
ただし、これらの方法はどの症例にも適用できるわけではないですし、歯の動きが遅くなり治療期間・費用が余計にかかります。
矯正歯科の治療はいつから始めたらいいですか?
状態によって治療に適した時期が異なるので、まずは気づいたり気になったりした時にすぐ、矯正歯科医にご相談されることをお勧めします。
矯正歯科治療に年齢制限はありますか?
基本的には年齢制限はなく、いつでも矯正治療は可能です。
ただしその場合、お口の中がむし歯や歯周病になっていない健康的な状態であることが必要です。そして大人は子供に比べると歯の移動により多くの時間を必要とします。
矯正歯科の治療期間はどのくらいですか?
症例または年齢によって異なります。
多くの場合で少なくとも2~3年間くらいは必要です。更に成長期にある子供の場合は顎の発育に伴い噛み合わせが変化していくことがあるので、その間長期にわたって管理する必要があります。
また全てのケ-スで、歯がきちんと並んだ後に元の状態へ後戻りしないように2~3年間保定する期間が必要です。
ト-タルすると一般的な症例で平均4~5年間は必要ということになります。
矯正歯科の治療費はどのくらいかかりますか?
治療費は症状、治療内容によって異なります。矯正治療は顎の手術を伴う場合や口蓋裂などの場合を除き、健康保険は適用されません。
相談にいらした際に納得のいくまでお尋ね下さい。
矯正歯科治療費は医療費控除の対象になりますか?
発育段階にあるお子さんの成長を阻害しないようにするために行う不正咬合の矯正治療のように、歯列矯正が必要と認められる場合の費用は、医療費控除の対象になります。その場合は治療のために通院する費用も対象になります。
矯正歯科治療は痛みを伴いますか?
装置を装着または調整した後しばらくの間は、歯が浮くような痛みを感じることがあります。その程度には個人差があります。また痛みは通常3日~1週間くらいでおさまります。子供でも我慢できる程度で、また装置をつけている間中ずっと痛みが持続するわけではありません。
矯正歯科治療中、食事は普通にできますか?
せんべい・氷など極端に固い食べ物は装置が壊れる原因となることがあります。
ガム・もち・キャラメルなど粘着性のある食べ物は装置にくっつく可能性があります。これらはなるだけ控えることが望ましいですが、それ以外の食べ物は普通に食べられます。