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保険適用の疾患治療

当院では以下保険適用の疾患の治療を行っております。

顎変形症

顎変形症(がくへんけいしょう)とは、あごの骨の変形により、上あごまたは下あごが大きく出ていたり、引っ込んでいたりしている場合や顔が非対称で歪んでいる場合などを言います。日本人は、俗に受け口と呼ばれる下顎前突症が多く見られます。
他に極端出っ歯(上顎前突症)顔面の非対称、前歯で咬めない(開咬症)等がこのような状態では、うまく食べ物が噛めなかったり、発音が不明瞭になるので治療が必要です。

治療方法

顎の骨の発育異常や外傷・手術後の変形などが原因で、治療としてはあごの形や歯の噛み合わせを正常にする手術が必要になります。
それと同時に、歯の表面に金具を付けて歯を並べる歯科矯正治療も行います。

顎変形症

口唇口蓋裂

先天異常の中では比較的発生率が高く500人~600人に一人の割合で出生します。
生まれつき上くちびるや上あごの口蓋が閉じずに出生します。
生まれた3ヶ月から1.6年の間に上くちびるや上あごの修正手術を口腔外科や形成外科で行っています。

歯科矯正治療

上くちびるや上あごの手術の後、ことばを話しはじめる1歳から1.6歳ごろより発語の検査と訓練を受けることになります。
乳歯が生えそろって永久歯の前歯が生えてくる6歳ごろまでは、上あごと下あごの成長を観察します。
歯並びの歯科矯正治療は、多くの場合永久歯が生え始める6歳ごろからと全ての永久歯が生えそろった12歳頃からの2段階の治療が必要です。

治療方法

6歳ごろからの治療は、上あごを拡げる方法、歯の生える方向を誘導する方法、下あごの成長を抑える方法などで治療します。
12歳ごろからの治療は、上下に金具を付ける方法で歯並びの改善を行います。
上下あごの成長が不調和な場合は、あごの手術でかみ合わせを改善します。

治療費用

自立支援(育成)指定歯科医院での治療は、全て健康保険の適用がなされています。
公的補助として自立支援医療費(育成医療)の支給の対象です。

保険適用の疾患名

唇顎口蓋裂、顎変形症、ゴールデンハー症候群(鰓弓異常症を含む)、鎖骨・頭蓋骨異形成、クルーゾン症候群、トリーチャーコリンズ症候群、ピエールロバン症候群、ダウン症候群、ラッセルシルバー症候群、ターナー症候群、ベックウィズ・ウィードマン症候群、尖頭合指症、ロンベルグ症候群、先天性ミオパチー、顔面半側肥大症、エリス・ヴァン・クレベルト症候群、軟骨形成不全症、外胚葉異形成症、神経線維腫症、基底細胞母斑症候群、ヌーナン症候群、マルファン症候群、プラダーウィリー症候群、顔面裂、筋ジストロフィー、大理石骨病、色素失調症、口-顔-指症候群、メービウス症候群、カブキ症候群、クリッペル・トレノーネイ・ウェーバー症候群、ウィリアムズ症候群、ビンダー症候群、スティックラー症候群、小舌症、頭蓋骨癒合症、骨形成不全症、口笛顔貌症候群、ルビンスタイン-ティビ症候群、常染色体欠失症候群、ラーセン症候群、濃化異骨症、6歯以上の非症候性部分性無歯症

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