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口臭もお口の病気のサイン!!

 

こんにちは。今日は天気もよく気持ちの良い朝ですね♫
今回のコラムは「口臭もお口の病気のサイン」です。     うきわ

◆気になる口臭の種類
近年私達の周りでは自分の体臭や口臭を気にする人が増え、社会生活の中で関心が高まっていて、特に口臭予防のニーズも高まりつつあります。
口臭は、大き3つのタイプに分類されます。

1. 通常の呼吸や会話で出される息を他人が強く感じとることができる口臭(真性口臭症)。
2. 実際には臭っていないのに公衆を訴える口臭(仮性口臭症)
3. 口臭恐怖症。

中でも真性口臭症には、誰でもお口の中の細菌量が増える起床時や空腹時などに臭う生理的公衆と、お口の中や全身的疾患に原因のある病的口臭の2タイプがあります。
気になる方は、市販されている口臭測定器を使用したり、大学病院などで開設されている口臭外来で検査してもらうのもいいでしょう。

◆口臭の原因の多くは、お口の中の汚れ
真性口臭症の中の病的口臭。その原因の多くはお口の中にあり、全身的疾患によるものはあまり見られません。
事実、61%の真性口臭症のうち半数以上の患者が歯周病など、お口の中に原因があります。
主な発生源は舌苔(舌の上に付いた汚れ)や歯周ポケット、不適合な修復物、多量の歯垢・歯石などに、残った食べカスなどに含まれる蛋白質をお口の中にある特定の細菌が分解・出産し、硫化化合物という臭いのもとを発生させています。
また、歯周病の場合、歯周ポケットからにじみ出た液やウミ、そしてもっと大きな割合で歯周病を引き起こす細菌が蛋白源となり、臭いを発生させます。

◆口臭を防ぐためにも、まず歯周病予防から。
気になる口臭も原因を突き止めて、しっかり治療すれば、ほとんど臭わなくなります。
真性口臭症の原因のほとんどがお口の中の細菌により、口臭を予防するには、まず小まめにブラッシングをして、お口の中にいる細菌をはじめ細菌の栄養源となる蛋白質を取り除き、特に細菌が溜まりやすい舌をタンクリーナー使用しましょう。
時間がとれない場合は軽くうがいをするのも効果的です。
病的口臭の原因のほとんどが歯周病です。特に気になる方は殺菌剤配合のハミガキなどで細菌数を減らすことが、口臭予防する近道になり、歯周病を予防することに繋がります。また歯間ブラシやデンタルフロスなどで徹底的に歯垢を落とすことも大切です。

 

 

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