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スポーツマウスガード

マウスガードの目的と効果

スポーツに親しむことによって、体力の向上はもちろん爽快感・達成感・周囲との連携感などが生まれ、ストレスの発散や生活習慣病などの予防にもなり、心身両面におけるその効果は計り知れず、健康の維持増進に欠かせません。
けれど、運動中に起こる外傷はどんなに注意をしていても避けることは難しいといわれています。頸部や四肢などの骨の外傷は、トレーニングにより筋肉を鍛えることである程度は軽減できると考えられていますが、同じ硬組織でも歯に対しては何かを鍛えることでの効果は期待できません。そのため歯の破折などの予防のためには、適正なマウスガードの使用が大きな役割を果たします。マウスガードは上の歯全体を弾力性のある素材で覆い、顔面に直接受ける衝撃から口の中を守ることによって以下の効果が期待できます

◆歯を守る
◆歯で唇、頬、舌、歯肉をかむことから守る
◆自分の歯で相手を傷つけることから守る
◆あごの骨や顎関節を守る
◆強いかみしめから歯や顎関節を守る

※マウスガード使用者に比べて、マウスガード未使用者は約5倍の外傷発生率とも言われていますが、 マウスガードを使用していてもすべての外傷から守られるわけではありません。

市販品と歯科医院で作製したカスタムメイドのマウスガードとの比較

マウスガードはスポーツ用品店やインターネットで購入できる既製の市販品と、歯科医院で歯型をとり、歯科技工士が作製するカスタムメイドがあります。

既製の市販品カスタムメイドのマウスガード
入手方法簡単に購入できる歯科医院で歯型をとり、歯科技工士が作成するカスタムメイド
外傷予防効果カスタムメイドより劣る優れている
装着感劣る 口を開けると外れやすい優れている 口を開けても外れにくい
会話や呼吸難しい場合がある慣れればできる
価格比較的安価(1,000円前後)歯科医院にお問い合わせください(健康保険適用外)

よくある質問 Q&A

マウスガード作製方法、来院回数は?

歯科医院でつくるカスタムメイドのマウスガードは次の手順で作製します。マウスガード装着までの来院回数は2回程度ですが、マウスガード使用中は定期的に点検・調整が必要です。

  1. 歯科医師と相談(スポーツの種類、マウスガードのデザイン・色、費用など)
    歯の型取り、かみ合わせの型取りを行います。
  2. マウスガード完成
    お口の中に装着し、装着感、かみ合わせ、しゃべりやすさなどを確認し、調整して最終仕上げをします。
  3. 定期点検 (歯の生え変わりの時期は短い期間で点検・調整が必要です。)

マウスガードはどのような使い方をしたらいいですか?

マウスガードを普段の練習時から使用し慣れておくと、試合中に気になることが少なくなり、プレーに集中できます。

また、ウエイトトレーニング時に使用することにより、歯の過度なすり減り、歯の破折、あごの疲労などを予防できます。なお、強くかみしめすぎたり、長時間連続装着すると、顎関節や筋肉に違和感を生じたり、かみ合わせに影響することがあります。異変を感じたらすぐに歯科医師に相談しましょう。

チームメイトからマウスガードを借りることはできますか?

既製のマウスガードを他人と共有することや、貸し借りすることは衛生的に問題があります。また、歯型を取って個別に作製したカスタムメイドのマウスガードは他の人のお口には全く適合しません。絶対に貸し借りはしないでください。

マウスガードを装着したまま水分補給はできますか?

水分補給はできますが、マウスガードを付けたままスポーツドリンクやジュースを飲むと、むし歯になりやすくなります。スポーツ中の水分補給はできる限り糖分を含まない飲料を選択するか、糖分を含むスポーツドリンクやジュースを飲んだ場合はマウスガードを外してうがいしたほうが良いでしょう。

マウスガードのお手入れはどのようにしたらいいですか?熱湯消毒できますか?

お手入れは専用の除菌洗浄スプレーや洗浄剤を用いて洗浄した後、常温の水道水で洗い流し、専用のケースに入れ、乾燥した状態で保管しましょう。歯ブラシなどで強くこすると傷がつき、逆に汚れや細菌がつきやすくなることがあります。また、マウスガードは熱に弱く、熱湯消毒や煮沸消毒はできません。衣類のポケットに入れたままで乾燥機にかける、高温の車中やストーブ・ファンヒーターなどの暖房器具のそばに放置することなどは変形の原因となりますので避けましょう。

マウスガードを使用しています。歯科医院にはいつ受診すべきですか?

マウスガードは使用することにより傷み、変形を生じることがあります。少なくとも年に1回、マウスガードを持参して点検を受け、調整してもらいましょう。ゆるくなり外れやすくなった時、話しづらくなった時、マウスガードが臭う時、あごの骨の成長や歯の生え変わりなどによって装着感が悪くなった時、変形などで装着が難しくなった時などは、すぐに歯科医師に相談しましょう。状態によっては作り替えが必要なこともあります。定期検診でむし歯や歯周病もチェックし、お口と心身の健康を保つことは、スポーツを楽しむために大切です。

矯正治療中で矯正装置がついています。マウスガードはできますか?

矯正治療中のスポーツは、装置が舌や頬粘膜などの軟組織を傷つけることがあるため、マウスガードの装着が推奨されています。矯正治療の段階や移動する歯の位置・方向、競技によって設計が変わりますので、歯科医師に相談しましょう。

マウスガード装着「義務」スポーツ一覧と仕様の制限

マウスガードの装着が義務付けられているスポーツには以下のようなものがあります。

マウスガードが義務付けられているスポーツ色や形などの規則等
アメリカンフットボール白色や透明以外可 すべての上あごの歯を覆うもの
ラグビーU15(13、15歳)義務
ラグビーU19(19歳未満)義務
白色、乳白色、透明、黒色、濃紺色を推奨
赤色は不可原則、専門の歯科医師・歯科技工士が作製したものを推奨
ラクロス一見して着用が分かる色
白色、透明以外も可
ゴールキーパーも着用必要
ボクシング赤色及び赤系統の色が含まれるもの以外可
必ず歯にしっかりとあったマウスピースを使用しなくてはならない
空手(組手)透明もしくは無色のものに限り可
短く改造して競技中に口から脱落するものは不可
テコンドー白色、透明のみ可 すべての上あごの歯を覆うもの
アイスホッケーアンダー20カテゴリーのすべての選手で義務
白色、肌色、透明以外可
ホッケー(2022年から義務化、ただし、ゴールキーパーは推奨)ゴールキーパーは着用を推奨
※この一覧は2021年10月現在の状況です。この表に挙げているのは代表的なスポーツで、他にもマウスピースの着用を義務付けているスポーツはあります。また、年齢や大会によって細かな規定がある場合もあります。今後、義務化されるスポーツの種目の増減や、規制等が変更になる場合があるため、マウスガードを作製の際は、所属されておられるチームや組織、連盟、団体等にお問い合わせください。

マウスガード装着「推奨」スポーツについて

マウスガードの装着が推奨されるスポーツには以下のようなものがあります。

  • レスリング、柔道、相撲などのコンタクトする対人スポーツ
  • サッカー、バスケットボール、ハンドボール、水球などのコンタクトの激しいスポーツ
  • 野球、ソフトボール、テニス、バドミントンなどの硬いボールやバット、ラケットなどを使用するスポーツ
  • 自転車競技、スキー、スノーボード、スケートボードなどのスピードが速く、転倒した場合大けがにつながりやすいスポーツ

当院は極真会館公認マウスガードの認定歯科医院です。極真会館の試合をひかえている方はもとより、スポーツの種類を問わず、安全にスポーツを楽しみたいとお考えの方は当院までご相談ください。

費用

装置料¥5,500~10,000
処置料¥3,300
※金額はすべて税込み価格です。

お支払方法

現金のみ(分割不可)

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